クリスタルに秘めた力
―プロローグ―

カサカサカサ...
朝から晩まで文字を書く音がする。
ここは作業場なのだから...。

僕は宇宙の平和を守る使命を帯びている...。
しかも生まれながら星の戦士...。
いつも戦いばかりで自分の運命を恨んでいた。
戦いがないときは友達と遊んでいたが...。
ある日僕は自分の運命について本を書いた。
その日から僕は星の戦士であると同時に作家でもあった...。
そしてここは僕の作業場なのだ...。

『カービィ、ここに原稿置いておくわよ』
『...あ、うん。』
僕は窓に目をやりながらそう返事した。
...っと窓から何かが入ってきた。
それは紙飛行機だった...。
『何々...』
飛行機に書かれているものを僕は読みだした。
それは...爆弾付きだった...。
なーんてね。
そのようなオチを書く人間ではないので安心してくださいませ♪
が、書かれていたのは予告状だった。
誘拐の予告状...。
僕は青ざめた。
僕のアシスタント(=リボン)を誘拐するだなんて...。
リボンはどこだ?

とっさにそう思った。
『リーボーン!』
返事はなかった。
まさかと思いとっさに外に飛び出た

外は穏やかな天気だった。
みんな何事も...何事もなかったかのように過ごしていた。
そう、昨日と変わらない午後の風景だった。
リボンがいないのは気のせいだろう...そう思って部屋に引き返そうとした。
引き返そうとしたそのときだった。
『キャー!』
穏やかなこの地で突然響いたリボンの金切り声だった...。
このときになって僕はリボンが買い物に行っていたことを思い出したのだった...。

何がどうなったのか...この地に似合わず人々が慌てていた。
どの道をみても人が行ったりきたり...。
このようなこと、今まであっただろうか...?
とにかく僕はリボンを助けるため走り出した。
リボンのさらわれた先はわからないが、方角はだいたい見当がついていた。
街からこの地を通らない抜け道...それは北の方角に集中しているのだ。

北の道ならメタナイト兄さんの家が近くにあるはずだ。
敵の強さも人数も知らないけど、一人で行くよりかはまだいいだろう。
メタナイト兄さんは本当の兄さんでないけれど頼れる兄さんだから...。
どーしてもっという時しか手伝ってくれないけどね(^^;
僕は目撃情報を集めながらメタナイト兄さんの家へ向かった。
コン...コンコン...。ギィィィ〜...。
『メタナイト兄さ〜ん。遊びにきたよ。』
僕はドアを開けるのとほぼ同時に言った。
『お、カービィか。珍しいなー。わざわざ遊びにくるなんて。』
そう言って僕をみた。
『リボンはどうしたんだ?まさか...』
『そうなんだ...。』
僕はいつもリボンと一緒に遊びにきていた。
だから様子を察したようだ。
おまけに僕が重々しい口調で答えたことから事の成り行きを知ったみたい。
『で、どうするのだ?どれくらい知っているのだ?』
僕は紙飛行機の誘拐予告状を出した。
『今はこれだけ。リボンは街にいたはずなのに目撃情報はないんだ。』
メタナイト兄さんは予告状に目を通してから言った。
『わかった。一緒に行こう。』

僕らは当てもなく歩いたわけではなかった。
北...北を頼りに歩いた。
それ以外の有力な手がかりはなかったが...。
北へ向かって歩きながら人々に聞いていった。
そして僕らはとある情報をつかんだ。
それは...巨体であること。
それだけだった...。
後は...何も知らない...。
そのまま...北に向かって歩き続けた...
まさかあんな事になろうとは思ってもいなかった...。


公開遅れた第一章。
じゃなくてプロローグ^^;
なかなか書き終わらないなぁ。(謎
とにかく長いのか短いのか不明です。
一章以降は受験後に公開を回します。

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